ベタ

ベタのオス同士は混泳が可能なのか徹底調査!相性の良いオススメの魚についても

どうも、熱帯魚飼育歴15年のたけです!

最近ベタの飼育にハマっているのですが、色々な種類のベタを飼いたい衝動に駆られてしまい、我慢するのが大変なんですよね。

しかし、ベタの飼育は基本単独飼育なんですよね。(メス同士なら大丈夫な場合もありますが)

それでも大きな水槽(といっても30cm水槽ですが・・・)に1匹だけで飼うのって寂しすぎます。ベタがかわいそうなのと、水槽はやっぱり多少は賑やかな方がいいと思いませんか?

そこで、今回は

  • ベタのオス同士は混泳が可能なのか?
  • ベタとの混泳に相性の良いオススメの生き物

これについて調査してみました。

成功者は少ないですが、オスベタの混泳に成功している人の方法についても紹介していきますね♪

追記:ベタと金魚を混泳させてみました。結論として混泳可能です!
混泳している雰囲気を紹介します。

ベタのオス同士は混泳が可能なのか?

ヒレが豪華でとても綺麗なオスベタは、1匹でも見ていて癒やされます♪

ベタのことをよく知らない時は、グッピーみたいに混泳させたら、『綺麗なドレスを身にまとった伯爵夫人たちがいっぱい集まる舞踏会になるぞ♪』

こんな風に考えていました。しかし、ベタは基本的に単独飼育が当たり前との事。

ではなぜ単独飼育でなければいけないのか?
なんとかしたいので、調べてみました!

オスベタを混泳させてはいけない理由について

【気性が荒い】

オスベタは『闘魚』と言われているくらい気性が激しい魚です。縄張り意識も強く、自分の縄張りに入ってくると相性の悪いメスベタだとボロボロになるまで攻撃をしてしまうときもあるようです。

オスベタ同士を混泳させると最悪どちらかが死ぬまで攻撃し続けてしまう可能性があります。高確率で綺麗なヒレもボロボロになってしまうので、混泳は諦めましょう。

【泳ぐのが苦手】

オスベタは大きなヒレが特徴なのですが、原産地のタイでは沼地に生息しているため、水流が無いところで、ゆったりと泳いでいます。

そのため、泳ぐのが早い魚と一緒にするとエサを全て取られてしまう可能性があり、栄養不足で衰弱してしまうこともあるようです。

【ヒレがボロボロに】

品種によって違いますが、ショーベタと呼ばれる鑑賞用に品種改良されてベタは、とてもヒレが大きいです。そのため、活発な魚と一緒にしてしまうと、泳ぐのが下手なショーベタは、大きなヒレを突かれてしまい、せっかく綺麗に成長したヒレが見るも無残な状態になる可能性がたかいです。

じゃあ、ベタの混泳は無理なんじゃないの?と諦めてしまうところですが、なんとかしたい!そう思って調べてみたら、オスベタの混泳に成功している事例ありました!

ベタ飼育初心者には難しいとは思いますが、一応ご紹介しますね。

オスベタを混泳させる唯一の方法

オスベタは気性が荒くて、縄張り意識が強いので、混泳は無理だとお伝えしてきました。

しかし、ネットで調べてみると混泳に成功している事例を見つけました。

その方法とは、【孵化した時から同じ水槽で飼育すること!】

生まれてから一度も離れること無く、同じ水槽で成長してきた兄弟なら混泳させられる可能性が高いようです。

但し、一度でも水槽を分けてしまうと、喧嘩を始めてしまう可能性があるので、状況的にはかなり難しいかもしれませんね。

また、ワイルドベタやプラカットベタのように、オスでもヒレが小さい種類の方が、大きくなっても混泳しつづけられる可能性が高いようです!

ベタとの混泳に相性の良いオススメの魚

ベタと混泳できる相性の良い魚っているのかな?
調べてみたのですが、基本はかなり難しいようです!

しかし、ある種類の魚なら混泳がうまくいったという事例もありますので、紹介していきますね♪

金魚

ベタと金魚の混泳は可能です。今回はミックスと呼ばれている金魚5匹とハーフムーンのベタ1匹を混泳させてみました。

最初、金魚がベタを攻撃するのかと思っていましたが、全くの無関心状態です。ベタも自分の2倍程ある金魚への攻撃はしませんでした。

しかも、気がつくとベタが自分を金魚だと思っているような動きを見せたのです。エサをあげようと近づくと金魚の群れに混じって口をパクパクさせてエサの争奪戦に参加するようになったのです。

金魚とベタの体のサイズに混泳のヒントがあるようです。ベタのほうが小さくないと駄目かもしれません。今後も経過を追っていくようにします。

ネオンテトラ

比較的飼育がしやすい小型熱帯魚。臆病で素早い動きはベタとの相性が良いようです。

  • 臆病なので、ベタのヒレを突くこともすくない。
  • 素早いので、ベタからの攻撃も余裕で回避可能。

ネオンテトラじゃなくても、ベタの体のサイズと比較して半分以下の小型熱帯魚で、おとなしくて素早い動きが出来るのであれば、混泳をしてみる価値はありそうです。

コリドラス

コリドラスは水槽のお掃除屋と言われる水槽の底面でエサを探しながら泳いでいる種類です。

温厚な性格で、なおかつ体の外皮が硬い為、ベタの攻撃もたいしたダメージは無いようです。

ベタに攻撃する心配もないので、私のベタ水槽にはコリドラスを混泳させていますが、まったく問題ありませんでした。

オトシンクルス

壁のコケを食べてくれる可愛い魚です。こちらもコリドラス同様壁面や床面の苔やゴミを食べて生活しているので、ベタとの干渉はありませんでした。

しかし、コリドラスほど外皮の硬さはないので、ベタに狙われて攻撃を受けると死んでしまう可能性はあります。

私の水槽では、今の所ベタの攻撃で死んだオトシンはいません。

プレコ

オトシンクルスの大型種と思ってください。

しかし、オトシンよりもコリドラスよりも硬い外皮を持っていて、更に気性は激しいです。

じゃあ、ベタがやられてしまうのでは?とお思いでしょうが、ほとんどのプレコはベタなど相手にしないで、一心不乱に苔を食べ続けているのが一般的です。

ベタとの混泳は止めるべき相性の悪い魚

先程は、ベタと混泳出来る可能性がある魚を紹介していきましたが、今回は絶対に止めるべき相性の悪い魚も紹介していきたいと思います。

グッピー

グッピーは比較的おとなしいのですが、ヒレが大きいオスはベタからの攻撃を受けてしまう可能性が高いです。オスベタ同士を同じ水槽で飼っているようなものなので、混泳は避けるようにしたほうがいいです。

グラミー

私が飼っていた熱帯魚の中でも、かなりタフで、凶暴でな熱帯魚です。

弱い魚は突き殺してしまうことが多かったので、二度と飼うまいと誓いました!

かなり強い魚なので、ベタくらいだったら速攻でやられてしまうと思います。

絶対にグラミーとの混泳は避けるようにしましょう!

エビ類

ヤマトヌマエビ・ミナミヌマエビ・ビーシュリンプなど、可愛いエビはいっぱいいます。
ですが、ベタとの混泳は絶対禁止です!

なぜならベタはエビが大好物のようなんです。お腹が空いたら、1匹・・・・2匹・・・3匹・・とエビが食べられてしまう可能性がありますよ!

実践!ベタとミナミヌマエビの混泳

実際にエビとベタを混泳させたらどうなるのか?実験してみました。

当然、突かれるようであれば、すぐにエビを救出するつもりだったんですが、意外というか全くベタがエビに興味を示しませんでした。

逆にエビがベタの前をすいすいと泳いで挑発しても、ベタは無関心・・・。全然大丈夫じゃん!と完全に油断していました。

しかし、3日目の朝に小さいミナミヌマエビは無残にもベタのエサになってしまいました(TдT)

結論:ベタは気分やなので、エビとの混泳は止めておきましょう。

 

 

まとめ

今回はベタの混泳について調査してみました。

ベタの混泳は私の夢なので、産卵させて稚魚の時から同居生活させてみた所、生後2ヶ月経過しますが、未だに混泳しています。

※追記
ベタ生後3ヶ月目に突入したら、急に喧嘩が始まりました。縄張り意識が強くなっていったのかもしれません。今は別々の水槽で飼育しています。

このまま喧嘩しないでくれと祈るばかりですm(_ _)m

また、混泳に向いている魚としては、

  • コリドラス
  • オトシンクルス
  • プレコ
  • エビ(おとなしいベタに限る)

それとおとなしいけど、素早い動きができる小型熱帯魚なら混泳の可能性が高くなりますので、是非、お試しください!

ベタの混泳に関しては、急に暴れだす可能性を頭に入れておいてください。今日大丈夫だといっても、明日大丈夫な保証はありません。

自己責任でお願いしますねm(_ _)m