ベタ

ベタの交配や産卵に必要な環境とは?稚魚の飼育に必要な餌についても

どうも、熱帯魚飼育歴15年のたけです!

ベタの飼育も慣れてきて、順調に飼育できてきたら、次はベタの交配と産卵に挑戦したくなりますよね?

昔はベタの稚魚って見たことなかったので、ベタの繁殖は難しいと思っていました。

しかし、コツが分かればそんなに難しいものではありません。

環境や条件が揃ってしまえば誰でもベタの繁殖は可能なんです!

それでは、

  • ベタの交配や産卵に必要な環境とは?
  • ベタ稚魚の飼育に必要な餌についても

これについて紹介していきます。

ベタの繁殖は知識が無いと大事なベタを死なせてしまうかもしれないので、このブログを参考にしてみてください!

ベタの交配や産卵に必要な環境とは?

ベタの繁殖に必要なものってなんだと思いますか?

これを知っているか?知らないかではベタ繁殖の成功確率が大幅に下がります。

それでは順番に説明していくので、御覧ください♪

ベタの交配に必要な条件

ベタを繁殖させようと思って、オスとメスをいきなり一緒の水槽に入れようとしているなら、絶対に止めてください。大事なベタがボロボロになったり、死んでしまったりしてしまいます。

これから説明するベタの交配に、必要な条件が揃ってからオスベタとメスベタを一緒の水槽に放してみるようにしてください。

【交配前に確認すべき内容】

  • ベタの相性は確認してください。お互いに顔を近づけて泳いでいますか?(相性が悪いと相手が死ぬまで攻撃し続けてしまいます)
  • オスベタは泡巣を作っていますか?作りやすい環境になっていますか?(泡巣を作っているということは、繁殖の準備が出来ているということ)
  • 2~3日前からエサは多めにあげていますか?(繁殖開始前に食べすぎてしまうと体調不良になってしまうため、少しづつエサの量を増やしてください)

 

ベタの交配・産卵に必要な環境

ベタの相性に問題が無く、泡巣などの準備ができていれば、次は必要な環境の準備です。

【交配前に確認すべき環境】

  • 水槽の水温は25度~28度の間になっていますか?(水温が低いと繁殖機能が低下してしまう)
  • 水流は起こさないようにしていますか?(ベタは泳ぎがへたくそです。水流がきついと落ち着きません)
  • なるべく人に見られないように落ち着いた環境になっていますか?(オス・メス共にかなり神経質になっているため、見すぎないように)

もし、無事に産卵が終わったら、オスベタとメスベタはどうすればいいの?

ベタは卵を生むのは当然メスですが、飼育はほとんどオスがやります。

その為出産が終わったら、メスベタは元の水槽に戻しましょう!

オスベタはきちんと飼育しているのですが、お腹が空いたり、ストレスを感じると稚魚を食べてしまうそうです。(実際に初めてベタの繁殖を試みたのですが、朝起きたら稚魚が殆どいなくなってしまいました。お父さんベタが食べてしまったのです。)

稚魚が育ってきたら、オスも水槽から出します。(出すタイミングは、ベタ稚魚が横泳ぎできるようになる頃)

ベタ稚魚の飼育に必要な餌についても

無事ベタの産卵が終わり、稚魚が泡巣から離れて泳ぎだしたら、エサが必要になります。

ベタの繁殖がうまく行かないのは、稚魚が餓死しているというのも大きな要因の一つ!

ベタの稚魚は生まれてから2~3日してから、ご飯を食べ始めます。しかし、稚魚の口に入るエサがなければ餓死をしてしまいます。

その為、ベタのエサはとても小さくて栄養価が高くなくてはいけません。

それでは、ベタ稚魚のエサについて紹介していきますね♪

インフゾリア

ベタの稚魚が生まれてから5日が経過するまでは、インフゾリアをエサにしているひとが多いようです。

インフゾリアとは、動物性プランクトンの総称で、ミジンコやゾウリムシなどのこと。

『じゃあ、買ってくるか!』と思って熱帯魚屋とかペットショップに行ってみたのですが、どこにもおいてない!

インフゾリアがどこにも売っていなかったので、ネットで注文することになりました。

また、ちょっと面倒くさいけど自分でインフゾリアを湧かすことも出来るようなので、調べてみました。

【インフゾリアの増やし方】

まず準備するものはコチラ

  • 普段飼育している水槽の水(500mlペットボトルに入れる)
  • キャベツ
  • 牛乳

作り方は簡単です。

水槽の水が入ったペットボトルにキャベツを千切っていれて、牛乳を1滴垂らしておけば、少しかき混ぜます。2~3日すると水面に白い濁りみたいなのが出てきます。それが【インフゾリア】です。

但し、牛乳を入れるとニオイがかなりキツイです。しょうがないので、1週間だけベタ稚魚の為に我慢しました・・・。

ブラインシュリンプ

ベタ稚魚が生まれてから4~5日経過したのであれば、インフゾリアからブラインシュリンプに切り替えました。

毎日ブラインシュリンプを孵化させるのは面倒くさいですが、可愛いベタのためと思って、頑張りました!

ベタ稚魚の生後3週間くらいで、ひかりベタというエサをすり潰して食べさせるようになるとかなり楽になりました。

ブラインシュリンプの孵化はとても面倒くさいので、お金があれば孵化器一式を買ってしまったほうが楽です!稚魚の繁殖をし続けるのであれば、あった方が絶対にいいですよ!

極小のフード

ベタ稚魚の生後3週間から1ヶ月がたった頃は、大人のベタ用のエサをまとめてすり潰して、エサにしていました。

そもそもベタのエサは小さいので、すり潰すのにも多少手間がかかりますよ。

でも、インフゾリアやブラインシュリンプよりも、かなり楽になりました。

まとめ

今回は、ベタの交配や産卵、稚魚の飼育に必要なエサについて紹介しました。

ベタの交配は相性がとても大事です。本当に相性が良いと全く喧嘩をしないで、交配を始める場合も多く有るようです。

また、産卵が終わり稚魚が孵化して横泳ぎ出来るようになったら、オスも隔離してしまいましょう。オスベタがストレスを抱えると、ベタ稚魚が食べられてしまう可能性があるためです。

きちんとした知識を持って対応すれば、ベタの交配・産卵・稚魚飼育は難しいものではありません。

是非、一度ベタの繁殖を試みてほしいと思います!

最後までご視聴くださいまして、ありがとうございました。