ベタ

ベタを飼育するのに必要な水槽の大きさは?長生きさせる為の注意点についても

どうも、熱帯魚を愛し続けて15年のたけです♪

最近熱帯魚のベタにハマっていて、休みの日にはベタ専門店に車で2時間かけて行ったりしちゃってます(笑

でも、ほとんどのショップで、ベタを入れている水槽が小さい!というかビン?というレベルの大きさです。
その時に思ったのが、本当にそんな小さい容器で飼っていて大丈夫??でした。

せっかく出会った綺麗なベタを長生きさせるためには、どんなサイズの水槽がベストなのか気になりますよね?

そこで、

  • ベタを飼育するのに必要な水槽の大きさは?
  • 長生きさせる為の注意点についても

これからベタを買おうと思っている人も、現在飼育している人もMYベタを長生きさせたいなら、是非参考にしてみてください!

ベタを飼育するのに必要な水槽の大きさは?

よくペットショップの一角などで販売しているベタは、水量500mlにも満たない容器に入れられて販売されています。

なので、『そんなサイズでも飼えるんだ♪』と安易に思ってしまう人は多いと思います。

しかし、せっかく出会ったベタを長生きさせたいと思うのは当たり前ですよね?

そこで、今回は熱帯魚飼育歴15年の私がベタ飼育をしてきて、最適だと思う水槽サイズや最低限必要なサイズ、またベタ飼育に不向きなサイズについて解説させて頂きます!

ベタ飼育にオススメの水槽サイズ

私の経験上、ベタ飼育に最適な水槽サイズは【30cm水槽】です。

えっ?小さくない?と思ったかもしれませんが、ベタ(オス)は基本的には単独飼育する魚です。

なぜ単独飼育が必要なのかというと、ベタは闘魚と呼ばれるほど、縄張り意識が高い魚だからです。大人のオス通しを同じ水槽に入れて飼育したら、すぐ喧嘩になって、どちらかが死ぬまで攻撃をしてしまうこともあるようです。

その為、45cmや60cm、時には90cm水槽などもありますが、あまり大きすぎるとベタを鑑賞することが、難しいなんてことも・・・。

その点、現在私がベタ飼育に使用している【30cmスリム水槽】は、いつもベタの綺麗なヒレを見ることが出来るため、本当にオススメです♪

ベタ飼育に最低限必要な水槽サイズ

ベタ飼育に最低限必要なサイズは4~5リットル入る【小型水槽】です。

これぐらいのサイズになると、小型のろ過装置やエアレーテョン、サーモスタッドヒーターなども設置出来るので、飼育環境としては問題ありません。

こちらの水槽もトラディショナル・ベタを飼育していますが、とても元気に泳ぎまくっています♪

ろ過装置がある環境だと水換えの回数が少なくても、水質をキレイなまま維持できるのもありがたいですよ♪

4つあるベタ水槽を毎日水替えするのは、本当に大変でした。

手間がかかりすぎると、最後には水が腐ってしまうまで放置・・・。
なんて事が無いように注意して飼育していく必要があります。

ベタ飼育に不向きな水槽サイズ

ベタ飼育に不向きな水槽サイズは、【コップ】【瓶】などの1リットルにも満たない容器です。

では、なぜショップでは小さな容器に一匹ずつ入れて販売しているでしょうか?
答えは簡単です。場所を取らないからとショップの店員が言っていました。

ショップの店員も、出来れば4リットルくらいの水量がある水槽で飼ってほしいとの事。

ベタも窮屈なんだと思いますが、コップや瓶だと勢い余って飛び出てしまう事もよくあるとショップの店員さんが言っていました。

このサイズだと以下のデメリットがあります。

  • 毎日水換えをしないといけない
  • 日々ベタがストレスを感じている
  • すぐに水が汚れてしまい、綺麗じゃない!

本気でベタを飼っていきたいと思っているなら、ちゃんとした水槽を用意してほしいです。

長生きさせる為の注意点についても

ベタの寿命って知ってますか?
日本では『1年~1年半がいいところ』と言われています。

ショップで売られているベタは、ほとんど大人なので、飼っていられる時間は更に少ないはずです。

では、どうやったらベタを長生きさせられるのでしょうか?

ベタマニアの人達に確認した『長生きの秘訣や情報』をまとめてみました。

ベタを長生きさせる方法その1:水量を増やす

外国ではベタの平均寿命は5~6年くらいあるそうです。

その長生きの秘訣は、大きな水槽でゆったり飼うことだそうです。

どれくらいの水量が必要かと言うと・・・

  • ベタを飼うなら20リットル(30cm水槽)くらいはあった方が良い。ストレスを感じない大きさは必要。(単独飼育した場合はとても広いですね)
  • ベタを長生きさせるため、60cm水槽で飼育している。

もったいないけど、大豪邸に1人で済んでいる感じでしょうね♪(寂しいやないか!)

ベタを長生きさせる方法その2:水質・水温に注意する

聞いたことがあると思いますが、『ベタは強い魚だから水換えも神経質にならないで大丈夫』と、ペットショップのお兄さんに言われます。

でも、それは気温が安定している時期の話。
季節が冬になってしまう前の時だと、夜と朝の気温差が激しい為、朝起きたらベタが死んでいたなんて話もよく聞きます。

ベタを飼うなら、サーモスタッドヒーターと呼ばれる温度調整器具は必須になりますね♪

ベタを長生きさせる方法その3:エサをやりすぎない

金魚やメダカと比べて、ベタは便秘になりやすいです。エサをいっぱい上げすぎると水が汚れて水質が悪化するというのもありますが、食べ過ぎで【ふん詰まり】状態になるベタが多いです。

うんちが詰まると内臓に毒素が溜まり、ベタに負担がかかり弱ってしまう事がよくあります。

ベタを飼育する場合は、うんちが毎日ちゃんと出ているかの確認が必要です。

うんちが2日出ていない場合は便秘確定なので、すぐに治療を行ってあげてください。

まとめ

私の経験上、ベタを飼育するのに最適な水槽のサイズは【30cm水槽】良いでしょう♪
最低限のろ過装置・ヒーター・エアレーション・が入るサイズが必要な為です。

ベタ飼育の経験が浅い人ほど、ビンで買おうとしますが、ベタを死なせてしまう可能性が高いのです。極力4~5リットル入る水槽で飼ってあげてください。

またベタを長生きさせる方法は、

  • 水量が20リットル以上の水槽で飼う!
  • 水質や水温は25度前後が最適!
  • エサをやりすぎない!

金魚もそうですが、ベタもエサの時間になると、コチラによってきてエサを与えるだけ食べていきます。

エサを食べている姿が可愛らしいので、ついつい与え過ぎてしまうので、注意してください。

これらを守っていけば、日本におけるベタの平均寿命1年~1年半の抜ける日が来るかもしれませんね♪

ベタの寿命10年を目指して、可愛がってあげましょう!